英単語の学習を頑張っているのに、実際の会話の場面になると

覚えたはずの英単語が全然出てこない…!
というのは、おそらく英語学習者であれば一度はぶつかる悩みだと思います。
覚えたはずの単語が会話で出てこないのは、単に覚え方が英会話向きではないのかもしれません。
・暗記しても会話が出てこない
・単語がなかな出てこない
・暗記しても出てこないをなくす英会話で使える単語覚え方法が知りたい
今日は、暗記しても出てこないをなくす英会話で使える単語の覚え方について解説します。
ぜひ今回紹介する方法を試してみてください!

実際の英会話で使える単語の覚え方

6つのSTEPに分けて解説していきます。
①レベルに合わせた音読学習法を選ぶ
今日おすすめしたいのが、

声に出して単語や例文を読む音読を活用した単語の覚え方です。
声に出して単語を読むと効率的に覚えられるというのはもはや定番の考え方かもしれません。
自分の口で単語を発音することで、口と耳から情報をダブルで脳に伝えられるため深く記憶に残りやすくなります。
しかし、同じ単語帳を使った暗記でも声の出し方の違いによってたくさんの学習方法があることをご存じですか。
自分の英語レベルに合った方法を選択することで、無理なく確実に会話で使える英単語を増やしていくことが可能になるのです。
以降で紹介する様々な方法を組み合わせることでより高い効果を期待できます。
②「テキスト+音声」で音読に慣れる
第一段階目、
・英語・英会話を始めたばかりの人や自信が無い人
・新たに単語帳を買った場合
などがこれに当てはまります。
この場合は、「テキスト+音声+音読」の組み合わせで学習を始めていきましょう。
音声を流しそれに合わせて自ら声を出して読んでいくのですが、テキストを読みながらこれを行うことで次の単語や文章の情報を得ながら読めて、落ち着いて音読ができます。
ここでは、まず音読に慣れるというのが目的の1つです。
耳・目・口といった機能をフル回転させることで、ただ音声を聞き流したり黙読したりするよりも脳に情報が残りやすくなるという音読ならではのメリットも得られるでしょう。
③テキストを見ながら声に出して読む
②の「テキスト+音声+音読」に慣れてきたら、
同じ単語・文章を音声は外してテキストを見ながら声に出して読んでみましょう。
いきなり自分だけで音読するよりも、一旦②の方法を挟んだ方がより自信を持って音読ができることに気づくと思います。
また、テキストの正しい発音を確認してから音読に入ることで、より正確な発音で音読できるという点も大きいです。
何度もつっかえる箇所や苦手な単語は繰り返し音読練習を行い、時には②の方法に立ち返ってスラスラよどみなく音読できることを目指してください。
④上級トレーニング、「シャドーイング」
テキストを見てスラスラ読めるようになったら、いよいよ上級者向けのトレーニングであるシャドーイングを試してみてもいいでしょう。
音声だけを聞きながら聞き取った文章そのままを音声より少し遅れて声に出していくという音読方法です。
聞き取った内容を即座に口に出すという瞬発力が求められ、元は通訳を目指す人のための練習法ということもありその効果は折り紙付きです。
このシャドーイングによって、耳から音声を聞きながら英語を口に出す回路を重点的に鍛えることができ、会話の中でも自然と英単語を発音できるというわけです。
⑤②~④の練習方法を組み合わせて学習
先に述べた通り、上記で紹介した3つの音読方法

・テキスト+音声+音読
・テキストのみで音読
・シャドーイング
は組み合わせることで高い効果を発揮します。
例えば、単語帳を使用した学習の場合、まずは単語帳1周目を「テキスト+音声+音読」で通し、2周目はテキストのみで音読、3周目はシャドーイングで通すという感じで3周回します。
そうすることで、口と耳・目そして脳全体で英単語を覚えられます(同じ単語帳を何周もするという勉強法も効果的なのはご存じかと思います)。
また、シャドーイングに進んだけれどもどうしてもこの部分だけシャドーイングできそうにない…という時は、前のステップに戻ってみてもいいでしょう。
大切なのは、「使える英単語を増やす」という目標をしっかり意識しておくことです。
目標を意識することで、1つの手段に固執することなく柔軟に覚え方を選択できます。
⑥覚える時は単語ごとではなく文章ごと!
ここまで紹介してきた方法で英単語を学習する際のコツに、文章ごと英単語を覚えてしまうというものがあります。
そもそもの悩みである会話で英単語が出てこないという状態は、単語のみを暗記した場合に起こりやすいです。
ある単語を覚えたい時に、その単語を使った例文を音読でまるまる覚えてしまうことで英単語が自然と出てくるという状況を作り出すことができます。
英会話で使える単語の覚え方をマスターしよう!
今日は、実際の英会話でなかなか出てこない単語の正しい覚え方についてでした。
今日紹介した内容を参考に、「音」を効果的に使用して例文を覚え使える英単語をどんどん増やしていきましょう!

