「英会話の勉強をしているけれどどの教科書を選べばいいかわからない」とお悩みの方はいませんか。
正しいやり方がわからないまま英語学習を続けるのは、ゴールのない道を歩き続けるようなものです。
・英会話の勉強をしているけれどどの教科書を選べばいいかわからない
・レベル別に教材が知りたい
そこで今日は、レベル別に英会話教材の正しい選び方について解説します!英語初心者から上級者まで全ての人が対象です。
全レベルに共通するいい英会話教材は継続できるもの

書店やネットで調べているとたくさんの英会話教材を目にすると思います。
各種それぞれの特徴がありメリットやデメリットがありますが、全てのレベルに共通していえるいい英会話教材というのは「継続できる」ものです。
やはり英会話の学習というのは短期間で結果がすぐに出るものではなく長期的に続けることで徐々に成果が出るものなので、自然と長く続けられるような教材がベストといえるでしょう。
英会話に限らずどんな分野でもある程度のレベルに到達するには2000時間、達人レベルを目指すのであれば20000時間の学習が必要ともされています。
かなりの時間が必要なのがわかります。
レベル別・英会話教材の正しい選び方

ここからは、初級・中級・上級に分けて正しい英会話教材の選び方について解説します。
まずは初級からです。
英会話初級者の教材の選び方
英会話の勉強を始めたばかりの初級者は、何を基準に選べばいいのでしょうか。
・音声入りのもの
・日本語の対訳がついているもの
初級者というのは、英語がどのような音でどのように発音するのかというのがわかりません。そのため教材を選ぶ際はなるべくCDやDVDなどネイティブが実際に発音している音声入りのものを選ぶと正しい発音を身につけられるでしょう。
最近だとCDとかの代わりにスマホのアプリで音声を聞けるものもあるので、通勤時の電車の中などでも気軽に聞けるようになりました。
また、初級者の人がやりがちなカタカナで英語の発音を覚えるやり方ですが、これは正しい発音を身につけたり発するためにはおすすめしません。
カタカナの音と英語の音というのは必ずしも同じではなく、例えば「right」と「light」はカタカナ読みだとどちらとも「ライト」になってしまい、「think」と「sink」も両方とも「シンク」です。
でも英語だと全く意味が異なるので注意が必要です。
そして、音声の英語の意味を理解するためにもなるべく日本語の対訳や音声が入っているものを選ぶのも初級者には大切なポイントです。
英会話中級者の教材の選び方
・自分のレベルに合わせてベストなものを選ぶ
・新たな知識よりも訓練を目的とする
英会話中級者になるとある程度の英語の知識は身についていると思います。英会話教材を選ぶ際は教材を見て大体4割程度理解できるものを選び、あなたのレベルや目的に最適なものをチョイスすることが大切です。
例えば、英会話の中でも「フレーズをもっと増やしたい」という場合に発音の教材を選んでも目的から外れています。
そして中級者は新たな知識を増やすというよりは今まで養った英会話の知識をトレーニングすることが欠かせなく、教材選びでも練習できるようなものを選ぶようにしましょう。
反復練習の多いものがいいです。もちろん教材選びの際は見やすさや値段なども考慮して選びたいものです。
英会話上級者の教材の選び方
・新聞など海外生活に根付いたコンテンツ
・能力維持を重要視する
このレベルにもなればかなりの英語力を兼ね備えていますので、基本的にどんな教材でも理解できるでしょう。
そして能力向上というよりは能力維持が目的になり、英語は使わないとどんどん忘れてしまうものです。
教材を選ぶ際は、あなた自身が興味のある分野でもいいですし、実際の海外生活で使われるような英字の新聞やニュースなどを取り上げたコンテンツを利用するのもおすすめです。
実際、日本国内で売られている上級者向けの教材よりも現地の新聞などを使ったものの方が本当の意味で「上級者向け」であり高い英語力を身につけることができます。
わからない表現や単語などもあると思いますが、その都度調べるようにして確実にものにしましょう。
正しい英会話教材の選び方で英語力アップ!
今日は、レベル別に英会話教材の選び方について解説しました。
初級者・中級者・上級者それぞれに選ぶポイントが異なるので、今の自分のレベルを元に正しい選び方を身につけてください。
英会話の勉強法はいろいろあり、その中でも教材というのは上手に活用することで大きな成果が期待できます。
英会話教材を選ぶ際は実際に使ったことのあるリアルな口コミなども参考にすると後悔なく選べると思います。今やネット上でも手軽に参考にできます。